表紙写真 先生のための
やさしい教師学による対応法
生徒への対応が楽になる
近藤千恵/監修 高野利雄/著 ほんの森出版 定価(本体1,600円+税) *品切れ・重版未定
初版2000年10月 ISBN4-938874-18-0 C3037

<一言コメント>
 教師は生徒が起こした行動を見て、「教育せにゃならん」と感じて怒鳴ったり、トクトクと言い聞かせたりすることがたびたびあります(時には手を出したり)。そのような教師の行為は、たとえ生徒のためを思っての行為だとしても、生徒は自分のために怒鳴ってくれたとは受け止めないものです。そうこうしているうちに、「教えたり指導したりする時間」が過ぎ去っていきます。
 「教師学」は、そのような状態に陥らないための訓練プログラムです。「教師学」では、生徒の行動を「行動の四角形」に整理することから始めます。問題がどこにあるのかを考える習慣がつくことにより、カッとなって感情的な対応が少なくなります。しかも、「教師学」では、ここに問題を整理したら、こんな対応法(たとえば「わたしメッセージ」や「能動的な聞き方」など)をという具合に、整理と対応法が結びついていますので、実際の教育場面でとても役に立ちます。
 本書は、「教師学」を1からやさしく学べるように、実際に著者が体験した事例や図をおりまぜながら具体的に解説しました。

<もくじ>
 はじめに
第一部 教師学の態度と技法
 コミュニケーションの基礎に立つ教師=生徒関係
 「行動の四角形」に整理する
 「自由になる範囲」を考える
 「コミュニケーションの障害になる12の型」
 「三部構成のわたしメッセージ」とはどんなものか
 「能動的な聞き方」をする
 「問題なし領域」を活用する
 「きりかえ」がなくては進まない 
 勝負なしの「第三法」を使う
 「プロセスコンサルタント」になる
 「環境改善」を試みる
 価値観が対立している時にどうかかわったらよいか
第二部  学校現場での展開事例
 「能動的な聞き方」を中心とした展開事例
 「わたしメッセージ」と「きりかえ」を中心とした展開事例
 さまざまな「わたしメッセージ」の展開事例
 「介入的援助」の展開事例
 「第三法」の展開事例
 おわりに

<著者紹介>(2002年3月現在)
近藤千恵
親業訓練協会理事長

高野利雄
学校教育現場での福祉教育とボランティア学習の推進、また教師学マインドとカウンセリング的アプローチの普及に活動している。
教師学インストラクター
立教池袋中学・高校教諭

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