ピア・サポート実践ガイドブック
Q&Aによるピア・サポートプログラムのすべて
企画 日本ピア・サポート学会
編著 中野武房 森川澄男 高野利雄 栗原慎二 菱田準子 春日井敏之
ほんの森出版 定価(本体2,300円+税)  *品切れ・重版未定
2008年4月発行 B5判 192ページ ISBN978-4-938874-63-6 C3037

<一言コメント>
ピア・サポートを「どう導入するか」、子どもたちを「どうトレーニングするか」、子どもたちに「どのように実践させるか」――実践上の課題に明快に答えます!



<おもな目次>

発刊を祝して 
トレバー・コール
発刊に当たって 
中野武房

序章 本書の内容と特徴

第1章 理論編

1.ピア・サポートプログラムの定義について教えてください。
2.ピア・サポートプログラムの歴史について教えてください。
3.日本におけるピア・サポートプログラムの研究や実践の様子を教えてください。
4.日本の学校で、ピア・サポートプログラムは本当に必要なのでしょうか。
5.ピア・サポートプログラムは、異学年交流や助け合い活動など、従来日本で行われてきた類似の活動とどう違うのですか。
6.構成的グループエンカウンターやソーシャルスキル・トレーニングとピア・サポートプログラムの違いは何ですか。
7.「ピア・ヘルピング」「ピア・カウンセリング」という用語もあるようですが、「サポート」という用語を使うのは、どんな意図があるのですか。
8.イギリス、カナダ、アメリカのピア・サポートプログラムの実践の様子を紹介してください。
9.カナダ、アメリカとの国民性の違いの中で、日本で実践可能なのでしょうか。

第2章 実践編

T 導入の段階
1.ピア・サポートプログラムは、小・中・高校いずれの学校でもできるのでしょうか。また、実施するために必要な条件があったら教えてください。
2.すでにピア・サポートプログラムを導入している学校では、どんなことをきっかけに始めているのでしょうか。
3.ピア・サポートプログラムを教育課程に位置づけることができますか。
4.児童会・生徒会や委員会でピア・サポートの活動をするというのは、実際にどんなことなのですか。
5.ピア・サポートプログラムのために特別な校務分掌が必要でしょうか。また、担当するのは誰が適任でしょうか。
6.ピア・サポートプログラムについて、他の教員の理解を得るにはどうしたらいいでしょうか。
7.ピア・サポートプログラムを始めるに当たり、他の教員の理解を得るための企画書の書き方を教えてください。
8.トレーニングや活動の時間を確保するにはどうしたらいいでしょうか。
9.どんな子にピア・サポーターになってもらったらいいのでしょうか。また、どのように集めたらいいのでしょうか。
10.ピア・サポートプログラムの年間計画の構成の仕方を教えてください。
11.ピア・サポートプログラムについて、保護者にはどのように伝えたらいいのでしょうか。

U トレーニングの段階
1.他の教員の理解がなければ、トレーニングは始めないほうがいいですか。もし始めるとしたら、どんなことに気をつけたらいいですか。
2.複数のトレーナーが担当するときの留意点を教えてください。
3.トレーニングのプログラムを組むことに不安があります。どうしたらいいでしょうか。
4.トレーニングを集中して行うのと、長期にわたって継続的に行うのとではどう違うのでしょうか。また、どちらがいいでしょうか。
5.ひとまとまりのトレーニングを終えた段階で、その定着化を図る方法はありませんか。
6.トレーニングに必要な場所や道具、その他の準備について教えてください。
7.ピア・サポーターに必要なトレーニングとして、どのような内容のものがありますか。
8.トレーニングを円滑に進めるためのウォーミングアップとして、何に気をつけ、どのような演習が効果的ですか。
9.ピア・サポートプログラムの基本は、よいコミュニケーションにあると言われますが、コミュニケーションのどの点に注意を払って指導したらいいのでしょうか。
10.相手とのよいコミュニケーションを図っていくためには、自分の対人関係の特徴を知ることが大切です。それを知るための方法を教えてください。
11.自分が相手からどのように見られているか、自分はどのような人間かなどを知ることが、コミュニケーションを進める上で重要なことです。そのためにどのような演習が必要でしょうか。
12.相手の話を積極的に聴くためのトレーニングは、どのようにしたらよいでしょうか。
13.相手の話の筋道を理解するだけではなく、相手のその場での感情を聴くことが大切であると言われますが、そのためのトレーニングはありますか。
14.仲間から相談されたとき、一緒に考えながら問題を解決していく方法を教えてください。
15.自分の意思を明確に伝える演習はあるでしょうか。
16.怒りをコントロールする訓練はありますか。
17.友達同士の対立解消を支援するトレーニング方法を教えてください。
18.ピア・サポーターとして相談を受けた内容が、手に負えそうもないと判断されたとき、教師や担当者の相談を得ることをどう説明すればいいでしょうか(守秘義務との関連で)。

V プランニングの段階
1.実際にどんなプランニングが行われているのか、実例を教えてください。
2.ピア・サポートプログラムでは、やはり「仲間からの相談に応じる」ことをプランニングの中心にしたほうがいいのでしょうか。
3.子どもたちから実際どのようにプランニングを引き出したらいいのでしょうか。
4.プランニングのためのニーズ把握には、どんなアンケートをしたらいいでしょうか。
5.プランニングシートの書式や書くべきことは決まっているのですか。
6.プランニングシートの「実行計画」の部分を記入させる際に、どんなことに配慮したらいいでしょうか。
7.実行できそうにないプランニングをしてきたとき、どのように対応したらいいのでしょうか。
8.サポート(支援)とレスキュー(救済)の違いはどこにあるのですか。
9.プランニングする際、実践の範囲は学校に限るのでしょうか。地域での実践もピア・サポートプログラムの一環と考えていいのでしょうか。
10.ピア・サポーターの相談活動というのは、どんなことをするのでしょうか。

W 実践の段階
1.ピア・サポートプログラムはトレーニングだけではダメですか。実践を子どもたちに任せるのではいけませんか。
2.教員間の共通理解が成り立っていないので、トレーニング後の実践をすることが難しい状況です。どうしたものでしょうか。
3.ピア・サポートプログラムの広報活動として、どんな方法がとられていますか。
4.ピア・サポーターとしての「心構え」を示したいのですが、どんなことを伝えておくといいでしょうか。
5.学習支援活動をさせたいと考えています。どのように進めたらよいか、留意点なども含めて教えてください。
6.新入生や転入生に対するピア・サポーターの支援の方法について教えてください。
7.ピア・サポーターが仲間から相談を受ける実践をする際、指導者としてはどんな配慮が必要でしょうか。
8.対立解消(ピア・ミディエーション)という、教員でもなかなかうまくいかないことを、ピア・サポーターに任せるのが不安です。実際にやれるものなのでしょうか。
9.具体的な学校での実践事例がありましたら、その成果、課題などを教えてください。
 小学校での実践事例、その成果と課題
  その1 学級の子どもたち全員を対象に行った事例
  その2 異学年交流へのピア・サポートプログラム導入の試み
 中学校での実践事例、その成果と課題
  その1 ピア・サポートプログラムを生徒会活動に取り入れて
  その2 生活委員会からピア・サポート委員会への移行
 高校での実践事例、その成果と課題
  その1 ピア・サポーター養成講座参加者の活動を通して
  その2 養護教諭が行ったピア・サポートプログラム

X スーパービジョン・フォローアップ・反省・評価・研究の段階
1.ピア・サポーターの活動意欲を維持するには、どのような配慮が必要でしょうか。
2.ピア・サポートプログラムのマネジメントをどのように進めればいいのでしょか。
3.ピア・サポートプログラムのマネジメントを進めるポイントを教えてください。
4.トレーナーとして、判断がつかない問題や行き詰まりを感じた場合、どのように対処すればいいのでしょうか。
5.ピア・サポーターへのスーパービジョンは、どんなふうにしたらいいのでしょうか。
6.スーパービジョンについてもう少し具体的に、特にグループスーパービジョンについて説明してください。
7.ピア・プレッシャーをどのように考えればいいのでしょうか。
8.ピア・サポートプログラムが成功するための鍵となるものは何でしょうか。
9.プログラムの評価をする必要性と意義を教えてください。
10.研究論文の作成について、以下の質問にお答えください。
 (1)研究論文にまとめる際の留意点について教えてください。
 (2)研究というものをやったことがありません。研究が満たすべき最低条件は何ですか。
 (3)研究論文にはどんなタイプのものがあるのですか。
 (4)なんだか難しそうで手が出ない感じがするのですが、最初はどうすればいいのですか。
 (5)実際の研究で失敗しないために、気をつけたほうがいいことはありますか。

第3章 ピア・サポートプログラムの指導者養成

1.私はピア・サポートプログラムを実践していますが、特に資格は持っていません。実践に資格は必要でしょうか。資格を認定されることにどんな意義がありますか。
2.日本ピア・サポート学会では、どんな資格を出しているのですか。
3.ピア・サポーターの資格もあるのですか。
4.ピア・サポート・トレーナー養成プログラムについて教えてください。
5.ピア・サポート・コーディネーター養成プログラムについて教えてください。
6.認定に関する規約がありましたら教えてください。

終章
(編集後記も含めて)

参考資料・付録
1.日本ピア・サポート学会設立経過
2.日本ピア・サポート学会会則

引用・参考文献
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