学校でのピア・サポートのすべて 理論・実践例・運営・トレーニング |
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中野武房・日野宜千・森川澄男/編著 ほんの森出版 定価(本体2,100円+税) *品切れ・重版未定 初版2002年12月 ISBN-10:4-938874-35-0 ISBN-13:978-4-938874-35-3 C3037 |
<一言コメント>
ピア・サポート(=友達とのかかわりを学ぶ技法)に、待望の入門書ができました!
<もくじ>
発行を祝して トレバー・コール
ピア・サポートに寄せて バーンズ・亀山静子
第T部 ピア・サポートとは(理論編)
1 人とのかかわりの苦手な子の増大と子どもの問題行動
2 ピア・サポート活動とは
3 具体的な立ち上げ(ピア・サポート活動を始める手順)
4 ピア・サポーターのためのトレーニング
5 ピア・サポート活動の実際
第U部 学校でのピア・サポート活動の実際(実践編)
1 豊かな人間関係を育てるピア・サポート(群馬県高崎市立矢中小学校)
2 温かい心の広がりをめざすピア・サポート活動(群馬県前橋市立鎌倉中学校)
3 保健委員会の生徒によるピア・カウンセリング(金沢大学附属中学校)
4 保健委員会活動としてのピア・サポート活動(筑波大学附属駒場中学・高校)
5 カウンセリング・ゼミナールによるピア・サポート活動(高崎経済大学附属高校)
6 大学でのピア・サポート活動(北海道浅井学園大学)
第V部 ピア・サポーターの養成、実施に向けて(運営編)
1 実践に向けて
2 学校体制の整備
3 ピア・サポーターの選定と活動の場
4 ピア・サポーターへのサポート
5 年間活動計画
6 活動の限界・守秘義務
7 ピア・サポート活動の課題と今後の期待
第W部 ピア・サポーターのトレーニング・プログラム(トレーニング編)
1 プログラムの種類
2 プログラム実施のための留意点
3 プログラムの実施
4 ピア・サポーター・トレーニングの計画例
5 ワークショップ形式のトレーニング計画の実際
<編著者紹介>(初版時)
中野 武房(なかの たけふさ)
弘前大学教育学部卒。北海道立高校教諭、北海道立教育研究所研究員・室長・副部長、北海道立高等学校教頭を歴任。現在
北海学園北見大学教授、日本学校教育相談学会理事長代表・同北海道支部理事長、日本特別活動学会理事、網走市教育委員会スクールカウンセラー(臨床心理士)
【主な著作】『新しい教育心理学』福村書店(共著)、『学校教育相談が分かる本』ぎょうせい(編者)
日野宜千(ひの たかゆき)
早稲田大学教育学部卒。栃木県教育研究所相談員・相談部長をへて、平成9年度より栃木県カウンセリングセンター初代代表として現在に至る。
日本学校教育相談学会副会長、同栃木県支部理事長。日本カウンセリング学会理事、栃木県カウンセリング協会会長、栃木県臨床心理士会事務局長。臨床心理士・認定学校カウンセラー・認定カウンセラー。
【主な著作】『学校に行けない子供たち』やしお文庫(共著)ほか
森川 澄男(もりかわ すみお)
早稲田大学教育学部卒。群馬県立高校教諭、群馬県教育センター指導主事・教育相談課長をへて、群馬県立あさひ養護学校長歴任。現在、育英短期大学教授・文教大学講師・前橋市スクールカウンセラー(臨床心理士)、日本学校教育相談学会研修委員会委員長・前群馬県支部理事長。
【主な著作】「ピア・サポート活動」(中学校)『現代のエスプリ−−臨床心理士によるスクールカウンセリングの実際と今後の展望−−』(2000.4)至文堂、ほか多数
<編者・執筆者一覧>
編 者(*代表)
中野 武房*北海学園北見大学教授 第V部
日野 宜千 栃木県カウンセリングセンター代表 第W部1〜5
森川 澄男 育英短期大学教授
第T部 第W部6・7
執筆者
吉田 益美 群馬県高崎市立矢中小学校教諭 第U部 1
上原 広行 前群馬県前橋市立鎌倉中学校教諭
群馬県立図書館指導主事 第U部2
河田 史宝 金沢大学付属中学校養護教諭
第U部3
根本 節子 筑波大学付属駒場中学・高等学校
養護教諭
第U部4
中原 國子 前高崎経済大学付属高等学校教諭
群馬県スクールカウンセラー 第U部5
中出 佳操 北海道浅井学園大学教授
第U部6
<立ち読みコーナー>
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