3つの資料をお役立てください

 被災地にいらっしゃって子どもたちと悲しみを共有しながら、揺れる子どもたちの心に寄り添っていらっしゃる先生方、ほんとうにご苦労さまです。
 また、被災地以外の学校でも、肉親が災害に遭ったり火災や津波が人間ごと暮らしを飲み込む映像に連日接したりした子どもたちが、様々な不調を訴えてひっきりなしに保健室や相談室を訪れているとお聞きしました。

 そこで、先生方や保護者はそうした子どもにどう接すればいいのか、ご自身の心身をどのように守ればいいのかについて、前川あさ美先生(東京女子大学 臨床心理士・臨床発達心理士)が2つの資料をまとめてくださいました。また、「災害にあった子どもの心とその援助者のためのマニュアル」(小社刊、前川あさ美『傷つきへの心理的援助−−学校にできること』所収)は、阪神・淡路大震災の直後から現地で心理士として援助活動をされたご経験から作成されたものです。

 コピーして保護者への通信に載せたり、お知り合いの先生方とシェアしていただくなどして、先生方の活動、保護者のかかわりにお役立ていただければ幸いです。どうぞご自身の心身の健康も守りながら、子どもたちをよろしくお願い申し上げます。

                                              (ほんの森出版)


資料 先生方をはじめ、援助者の皆さんへ

資料 子どもの周りの大人の皆さんへ

資料 災害にあった子どもの心とその援助者のためのマニュアル