LD、ADHDなどの子どもへの
アセスメント&サポートガイド
−−教室での観察を活かす
橋あつ子・海老原紀奈子/著
ほんの森出版 定価(本体2,000円+税) *品切れ・重版未定
初版2007年3月 ISBN978-4-938874-57-5 C3037

<一言コメント>
 子どもの行動から背景をアセスメントできると、支援の工夫が効果的になります

<おもな目次>

はじめに

第1章 気になる子の観察から始まるアセスメント
 1 アセスメント(見立て)とは?
    学校でできるアセスメント
    3つの教育的ニーズ
 2 気軽にアセスメントを始めよう!
    ニーズチェック座席表
    まずは書式にそって書いてみよう
 3 Let's try「仮説立案シート」を使ってアセスメント
    観察(現象)の記述
    観察から特徴・背景を探す
    背景の推定1 行動面の背景
    背景の推定2 学習面の背景
    背景の推定3 対人関係面の背景
 4 様々なアセスメントツールの使い方・活かし方
    文部科学省「チェックリスト」
(文部科学省全国実態調査)
    学習面に役立つアセスメントツール
    生活面に役立つアセスメントツール
    WISC-Vなど心理検査の読み取りを観察による気づきにつなげる
 5 保護者からの情報をアセスメントに活かす
 6 教育的ニーズ以外のアセスメント

第2章 アセスメントからサポートが見えてくる
 1 アセスメントをサポートに直結させる
 2 Let's try「仮説立案シート」で支援策を探す
    行動面の支援策
    学習面の支援策
    対人関係面の支援策
    自己理解を深めるための支援策
 3 チーム援助や連携で支援プランを横に広げる
    支援に役立つリソースをつなぐ
    外部機関をプランに組み込む
 4 何年後かを見通した支援プランを縦に広げる
 5 チームで「個別の指導計画」を
    「サポートの輪」を使って
    Let's try チームでプランニング
    保護者との相談・連携
 6 サポートの実際−−様々なサポートプランのシート例
    うちの学校の「個別の観察シート」
    担任と一緒に「個別記録シート」を埋める
    教科ごとの指導計画
    外部機関との連携や移行期の継続支援を図る

第3章 アセスメントからサポートまで校内での流れをつくる
    −−守谷小学校の特別支援教育
 1 従来の分掌を活かした校内委員会
 2 担任用「支援チェック表」の活用
    
全職員の意見を取り入れてすべての児童に光を当てよう
 3 「支援計画表」(個別の指導計画)の活用
    
担任として、できる範囲の具体的支援を考えよう
 4 インシデントプロセス法を使ってみんなで事例検討会
 5 「算数タイム」と「オープンルーム」
    
朝の自習時間を活用して算数困難児童を支援する
 6 通常の学級への支援を考慮したカリキュラム
 7 うまくいったサポートを蓄積したオリジナルの場面別「サポートガイド」
 8 評価−−実践を翌年につなげる

あとがき

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