<タイプ別・段階別>
続 上手な登校刺激の与え方
小澤美代子/編著 ほんの森出版 定価(本体1,700円+税)
初版2006年2月 ISBN4-938874-51-2 C3037

<一言コメント>
 回復への見通しと、根拠をもって不登校にかかわるための手順が明らかになりました!

<執筆者一覧>
小澤美代子・田邊昭雄・浅見光子・小柴孝子・山本愛生・土田雄一・片桐力・土岐都子・石井由美子・関根たまえ・出原嘉代子・發田博介・高橋閑子

<もくじ>

まえがき
第1部 不登校理解の基礎知識
1 不登校対応の問題点
2 見立ての意味と手順−−かかわりに見通しと根拠を与える
3 不登校のタイプ分け/「タイプ分けチエックリスト」
4 不登校の回復過程−−五つの段階/「状態像チエックリスト」
5 不登校の回復を援助するかかわり方/「回復を援助するかかわり方チエックリスト」

第2部 タイプ別の対応の事例
1 Aタイプ(心理的要因をもつ急性型)の事例 “音”の中に逃げ込んだマリさん
2 Bタイプ(心理的要因をもつ慢性型)の事例 お母さんと離れることができないトモミちゃん
3 Cタイプ(教育的要因をもつ急性型)の事例 「明日から学校に来ない!」と宣言して不登校になったさち子さん
4 Cタイプ(教育的要因をもつ急性型)の事例 担任の厳しい指導に心身で反応したヒロシ君
5 Dタイプ(教育的要因をもつ慢性型)の事例 中学校の学習についていけなくなったなおやくん
6 Eタイプ(福祉的要因をもつ急性型)の事例 入学前に父子家庭となったサチオ君
7 Fタイプ(福祉的要因をもつ慢性型)の事例 親孝行のために不登校を選んだテツオ君
8 適切なかかわりをするための見立ての重要性−−第2部のまとめ

第3部 かかわりが行き詰まったときの<次の一手>
1 かかわりが行き詰まるときの<担任(学校)要因>/「担任(学校)要因チエックリスト」
2 両親が共働きで、朝子どもを起こすが、両親が出勤してしまうと、また寝てしまう
3 朝迎えに行くと一緒に登校するが、毎日迎えに行けない
4 「明日は行く」と言うが、朝になると腹痛(頭痛)で起きられない
5 家庭訪問をしても、親が子どもと会わせてくれない
  家庭訪問をしても、子どもが会いたがらない
  家庭訪問をしても、親が会いたがらない
  家に電話をしても、親が話したがらない
  家に電話をしても、子どもが電話に出ない
  家庭訪問や電話で親に子どもの様子を聞いても、いつも決まった答えしか返ってこない
6 医者や専門のカウンセラーから「今は刺激を与えず、そっとしておくように」と言われたと言って、子どもと会うことを断られた
7 「いじめた子が謝らなければ(いる間は)登校しない」と言うが、いじめの事実はないと思われる
8 「先生が恐いので登校できない」と言っている
9 子どもの生活が昼夜逆転している
10 自分の部屋から出てこようとしない
11 子どもに「学校」に関する話をすると、子どもは自分の部屋に閉じこもる(暴言をはく、母親に対して暴力的になる、家で暴れる)
12 親が担任 (学校) に不信感を持ち登校させたがらない
13 親が精神的(情緒的)に不安定で、子どもを登校させたがらない
14 親の勤めが不規則で、弟・妹の世話や家事をしていて登校できない
15 子どもが「両親の不和が心配で登校できない」と言う
16 家庭訪問をして親や子どもと学校以外のことなら話せるが、いつ登校の話を切り出せばよいか、不安で切り出せない
17 学級の子どもに遊びに行ってもらったら、仲よく遊んでいるだけで登校の気配がない(遊びのたまり場になってしまった)
18 兄(姉)が不登校なので、弟(妹)も登校したがらない
19 学校をドロップアウトした仲間と遊び回っていて、登校したがらない
20 行き詰まりを解決した事例
  新しいクラスになじめずに不登校になったA君
  母親の子育て力、担任の指導力不足から欠席がちになったBさん
  家庭の放任状態から不登校になったユウくん
  家庭訪問を繰り返しても不登校の子どもに変化がない
  家庭に居場所がなかったS子

おわりに

<編著者紹介>(2006年初版時)
小澤美代子(おざわ みよこ)
昭和19年生まれ。昭和42年に東京教育大学教育学部心理学科卒業後公立高等学校教諭を経て、長く教育相談機関教育相談部 (部長兼次長) に勤務し、平成17年に退職。その間、平成12年に筑波大学大学院教育学研究科カウンセリングコース修了。現在、千葉大学教育学部 (客員) 教授。臨床心理士、学校心理士。日本学校教育相談学会学会誌作成委員、日本生徒指導学会理事。
【著作】『上手な登校刺激の与え方』2003年 ほんの森出版

<立ち読みコーナー>
はじめに
おわりに

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