学校カウンセリングの基本技法 |
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長坂正文/著 ほんの森出版 定価(本体1,800円+税) 初版2000年5月 ISBN-10:4-938874-13-X ISBN-13:978-4-938874-13-1 C3037 |
<一言コメント>
理論と実践に裏打ちされた様々な「技法」を具体的に解説。とことん「学校現場で実際に役立つ」という観点でまとめられた本書は、学校カウンセリング技法の「何を」「どこまで」学ぶかを明らかにしました。
<もくじ>
はじめに
I 学校におけるカウンセリングの最近の動向
1 これまでの教育相談の流れ
2 教師カウンセラーとして何ができるか
3 まとめ
U 学校カウンセリングとは
1 学校カウンセリングの定義
2 教育相談とカウンセリング、それぞれの専門性
3 三大理論を学ぶ
V 学校カウンセリングの技法
1 構造
2 聴く
3 受容と共感
4 わかる
5 表現する
6 転移・逆転移
7 曖昧さに耐える力
8 接点
@漫画
A映画、小説
B絵本
Cコラージュ
DMSSM
E6箱庭
Fゲーム、スポーツ
G夢
9 関係継続
10 バランス感覚
11 能動性
12 笑い
13 心理検査
W 学校カウンセリングの問題点
14 記録
15 母親面接
16 訪問面接
17 連携と秘密の保持
18 相談室の運営
19 相談室のPR
20 相談の組織
21 研修
V まとめと三つのレベル
1 二一の技法や問題点
2 初心者のレベル
3 中級者のレベル
4 上級者のレベル
おわりに
<著者紹介>(初版時)
長坂正文 (ながさか まさふみ)
1957年、愛知県に生まれる。1984年、愛知教育大学大学院発達臨床心理学専攻修了後、愛知県立高等学校教諭となる。
日本学校教育相談学会認定学校カウンセラー。日本心理臨床学会、日本教育心理学会、日本学校教育相談学会、日本箱庭療法学会会員。
【おもな論文・著作】
(いずれも分担執筆)『今なぜスクールカウンセラーなのか』
1998 ミネルヴァ書房、『臨床心理学3 コミュニティ心理学とコンサルテーション・リエゾン−地域臨床・教育・研修』
2000 培風館、その他、論文多数。
<立ち読みコーナー>
(準備中)